2013年5月13日月曜日

天然歯 VS インプラント

こんにちは!河原です。



今日の東京はすごくいい天気で、行楽日和!




えっ??!東京?







インプラント界の常識は、



1年でころっと非常識になるくらい、早いです。



4・5年前、“インプラント周囲炎”なるものが存在すると騒がれだし、



最近では、初期歯周治療や、術後メンテナンスを怠れば、



あっという間に進行するとか、しないとか・・・。



今日は、ブランネットワークス主催、




BRAUN Oral-B(電動歯ブラシが有名)協賛の、




http://oralb.braun.co.jp/products/oral/product/5000.html
サンプルで頂いたので、宣伝しときます(笑)



『歯科臨床の最先端を学び、触れる、2日間』



と題された、勉強会に参加してきました。




この手の最先端と称される勉強会は、








東京でしかないのが難点で・・・。



しかし、行けば何かと得られることは大きく、






今回はインプラント周囲炎に対しての、



最先端の知見がどのようなものか覗いて来れてよかったです。




やれやれ・・・最近の起こった事象には、



治療のエビデンスなるものはある訳もなく、



勉強会の演者の診察室で起こった出来事を、



自分のクリニックで起こったと仮定して、頭を巡らす。



日々、勉強ですね。





『 天然歯VSインプラント 




今回の勉強会でも、抜歯基準がTOPICでした。







今や、歯周再生治療が花ざかりの今、




当院でもGBR法を駆使して、骨を誘導したりするわけですが、




なんといっても健康な歯であれば、インプラントなんていらないわけです。




しかし、不幸にも失った時のオプションとして、




インプラントの選択のないクリニックは、




今の時代、患者さんの満足度合いは低いと考えます。





インプラント体の性能も良くなり、



それ(天然歯・インプラント)を支える骨をも誘導できるテクニックを有していれば、



かなりの期待に応えられるのではないかと考えています。



ですから、



残せる歯はしっかり残し、残せない歯は早く判断して抜歯



その後、骨を誘導したりする治療を施すことで、



快適な口腔環境を作る手助けができればと考えています。





1983年6月7日に、日本で公式に初めてインプラントが埋入されて、今年で30年




まだまだ新しい治療と考えるか、もう確立されてきた治療と考えるか。



これからも、インプラント治療で、1人でも多くの方に、



噛める喜びを噛みしめていただきたい



と思いながら、日々臨床に精進していきます!