今日の東京はすごくいい天気で、行楽日和!
えっ??!東京?
インプラント界の常識は、
1年でころっと非常識になるくらい、早いです。
4・5年前、“インプラント周囲炎”なるものが存在すると騒がれだし、
最近では、初期歯周治療や、術後メンテナンスを怠れば、
あっという間に進行するとか、しないとか・・・。
今日は、ブランネットワークス主催、
BRAUN Oral-B(電動歯ブラシが有名)協賛の、
http://oralb.braun.co.jp/products/oral/product/5000.html
サンプルで頂いたので、宣伝しときます(笑)
『歯科臨床の最先端を学び、触れる、2日間』
と題された、勉強会に参加してきました。
この手の最先端と称される勉強会は、
東京でしかないのが難点で・・・。
しかし、行けば何かと得られることは大きく、
今回はインプラント周囲炎に対しての、
最先端の知見がどのようなものか覗いて来れてよかったです。
やれやれ・・・最近の起こった事象には、
治療のエビデンスなるものはある訳もなく、
勉強会の演者の診察室で起こった出来事を、
自分のクリニックで起こったと仮定して、頭を巡らす。
日々、勉強ですね。
『 天然歯VSインプラント 』
今回の勉強会でも、抜歯基準がTOPICでした。
今や、歯周再生治療が花ざかりの今、
当院でもGBR法を駆使して、骨を誘導したりするわけですが、
なんといっても健康な歯であれば、インプラントなんていらないわけです。
しかし、不幸にも失った時のオプションとして、
インプラントの選択のないクリニックは、
今の時代、患者さんの満足度合いは低いと考えます。
インプラント体の性能も良くなり、
それ(天然歯・インプラント)を支える骨をも誘導できるテクニックを有していれば、
かなりの期待に応えられるのではないかと考えています。
ですから、
“残せる歯はしっかり残し、残せない歯は早く判断して抜歯”
その後、骨を誘導したりする治療を施すことで、
快適な口腔環境を作る手助けができればと考えています。
1983年6月7日に、日本で公式に初めてインプラントが埋入されて、今年で30年。
まだまだ新しい治療と考えるか、もう確立されてきた治療と考えるか。
これからも、インプラント治療で、1人でも多くの方に、
“噛める喜びを噛みしめていただきたい”
と思いながら、日々臨床に精進していきます!