2012年10月27日土曜日

あっという間に過ぎゆく時間に想う

こんにちは。河原です。



朝晩、めっきり寒くなってきましたね!






患者さんの中にも、風邪をひかれている方も、








ちらほら。




昨日から、僕も毛布を出しました。




昨日、岡山から両親が、




正倉院展を観に、奈良にやってきました。








父親も僕と同じで、ちょっとした四季の変化や、








お花を携帯カメラを使って撮影するのが好きなみたいで、




                          (スズランの実)



数枚転送してきてくれました。





その写真には、




いつもあくせく働いているものには見えない風景も切り取られていたり…








両親は僕によく言うことは、




リタイヤしたら一杯時間が有り余っている



その時間をどう使うか?




仕事人間の僕には、





この間始めたばかりの釣り以外、ゆっくりできる時がなくて




今は想像できませんが…。






そこで、今回は時間について、自分なりに考えていきたいと思います。




先日、ブログをアップして、




”あっという間に3週間近くたってしまった・・・。”



少し、罪悪感と自己嫌悪・・・。




しかし、このあっという間には、何もしてなかったから、




覚えてなくて時間が勝手に過ぎたのではなく、




毎日がいろんなことがありすぎて、




気が付けば、




ブログを書くという優先順位が後のほうになってしまっていたというわけで・・・。





皆さんも経験あるでしょうが、




楽しい時間、充実した時間はほんとに、早くすぎますよね。




例えば、気の合う友人や、恋人と過ごす時間や、




お気に入りの連続ドラマを見てるときなんて、




1時間が5分くらいに感じた経験があると思うんです。




 反対に、時間が長く感じるときって、




結構暇な時や、面白くないことしてる時に、




時計ばかり気にするんだけど、



5分も進んでなかったり。




僕が一番嫌な時間が、移動の時間です。




新大阪から東京の2時間半が苦痛です。




友達で、移動の多い先生などは、その時間に仕事ができたりして、




充実した時間だそうで、そうすると同じ空間にいても感じ方は




もう2時間半たったという感覚なんだと思います。




脳が感じる時間の感覚って、



ほんとうにアバウトだなって思います。




同じ空間にいても、



もうと感じるか、まだと感じるか




同じ時間のスピードを全人類が共有してるのにもかかわらず、




本人の感じ方で、




人生の長ささえも感じ方次第で変わるんだということを実感します。



であるならば、



例えば80歳まで寿命があるとしますよね。



僕はもう80才になったか…。短い人生だったな




と感じる人生を送りたいです。



それは、言い換えれば、



自分時計が早く進んで、



80歳になったのなら、



充実した時間をより多く持った人生だということになるのかなと思うのです。




だから、この一週間、早くすぎたな…って、




がっかりするのではなく、





早く感じれる人生送りたいと皆さんも思いませんか?





どうでもいい・・・?ですよね。





独り言に付き合っていただき、ありがとうございました。







話は変わって、昨日ちょっとうれしいことがありました。





インプラントの患者さんの話なんですが、





この患者さんは、京都のクリニックで8本のインプラントを埋めてられました。












しかし、そのクリニックの先生のポリシー???で、




上顎にインプラントを埋めてもらえなかったそうで、





当院に転院されてきました。





人の上に立つ方、特有の威厳を兼ね備えた紳士でした。






当然のことながら、当院ではできない処置はないので、











順調に最終の仮歯まで出来上がり、






次回はセラミックの最終の歯を入れる段階でした。






その方が、治療を終えての受付で、





“院長にはなしがあるんや!”





と受付が僕に伝えてきました・・・・。




ドキッ・・・クレームか?!!





“どうされました・・・?Kさん??”





“いやね、先生、診療のこととちゃうんですわ!





もう仮歯でもそこそこ食べれて嬉しくて、





今日は、先生にお気に入りのワイン持ってきましてん!”









サプライズのプレゼントに喜ぶと、





その紳士に、ワインの飲み方まで、教えていただきました。





“先生、このワイン、年数は若いんだけど、結構ええねん。






2時間前に栓抜いて、置いといて飲むと美味しいわ!





ありがとうございます!!!






その夜、早速バリューリンクの代表、高橋氏と美味しく頂きました。









昨日の夕食はまさしく、





あっという間のひと時でした。