こんにちは!河原です。
今日は久しぶりに、完全な休日でした。
かねてから宣言していた通り、岡山の実家に帰り、
四十の手習いで、海釣りを両親に教えてもらいました。
その報告をしてみたいと思います。
正直、早起きは苦手な僕ですが、子供のように今日はすんなり、
朝の6時に目が覚めました。
瀬戸内海は波が1Mを超すと、船が安定しないため、釣りに不向きになります。
朝のNHKのニュースは波が1Mと伝えていました。
しかしそこは、漁師?歴17年の父親は軽く無視して、
“まず、大丈夫じゃ!”
の一言で、笠岡湾のマリーナに出発しました。
今回の釣りで、人生において為になる2つの教えを得て帰ってきました。
その内容はのちに語りたいと思います。
NHKのニュースはなんだったのか?!!!
快晴のべたなぎ。
小潮なので、大物は狙えないということで、対岸の香川県にある、
小手島の付近でふぐを狙うことにしました。
情報では、ここは大物もおり、幻の魚といわれる“あこう”も釣れるとか!
現地に8時半ころ、到着しました。
餌である、エビをつけて、ふぐを待ちました。
海面を歩いて渡れそうなぐらいの、瀬戸のべたなぎ。
潮が全く動いてないのか、全く釣れません。
時間だけが、無情にも過ぎていき、しびれを切らして、次のポイントに行きました。
しかし、正午を超えても一向に釣れませんでした。
両親と3人での釣りでしたが、次第に疲れを感じて、酔魔さえ襲ってきました。
気分を変えるために、昼食をとり、フグをあきらめて、
あじや、ママカリの小物狙いに変えて、真鍋島付近に移動しました。
時間は、2時を超えていました。
両親はポツリポツリと小物をゲットし始めました。
そこに僕にも初めてのヒットが!!!
魚群探知機にも魚影が群れをなし、入れ食い状態に!!!
全く釣れないときには、魚屋で魚買って帰るか!とまで言ってた僕たちでしたが、
結果は、カサゴ1匹、フグ2匹、子鯛3匹、アジ42匹、
ママカリ49匹、イワシ10匹で、100匹超える大量でした。
家に持ち帰り、ご近所におすそ分けし、残った分を美味しく頂くことができました。
自分の釣ったカサゴの煮つけは格別でした。
さて、今回の釣りで僕の気づきが2つほどあります。
まず1つめは、
“情報を鵜呑みにしない”
NHKのニュースで波は1Mと伝えてました。本来なら躊躇する波の高さです。
実際行ってみると、波が1Mどころか、全くのなぎ状態。
何事も、情報が正しいとは限らないということ。
もうひとつは
“状況の悪い時は、じたばたせず、時期を待つこと”
午前は小潮の風もない、べたなぎでした。釣りをよくご存じの人は、魚は潮が動かなければ、
釣れないことはご存じだと思います。例にもれず全く、潮が動かないときは釣れませんでした。
そこで焦って、ポイントを次から次に変えましたが、ぱっとしませんでした。
親心で何とか釣らせてやろうと思ってくれてたのでしょうが、自然に対して人間など無力です。
しかし、引潮に変わった2時過ぎから、面白いように入れ食いでした。
何が言いたいかというと、
世の中でも、時期じゃないときに、無理してあがいて、
結果が出ないで落ち込むことってないですか?
釣りと同じで、世の中も自分のために動いてるわけじゃないわけです。
でも、準備が整っていて、時期が来ればほっといても、
状況が好転することがあるということなんです。
だから、日々うまくいかないことが続いても、今は時期じゃないんだ!
潮目が変わるまで、頑張ろうと自分を励ましてあげてください!
まさしく “待てば海路の日和あり。”
今回の釣りでふと考えさせられました。
釣ったお魚は、母親に料理をしてもらい、
美味しく!“お命、いただきます”
今日釣った魚ですから、美味しいにきまってますが、とても幸せな1日でした。
インプラントを入れた父親も、噛みごたえのある、
肉厚のてっさを頬張りながら、満足げでした。
また、月末天気が良ければ、行きたいと思ってます。